ロードバイクで初の170キロ。膝の痛みに耐えられずゴール目前でギブ。

 先日、自己最長の170キロサイクリングをしてきました。

 

90キロすぎたあたりから右脚のふくらはぎ上部に、まだ痛みとは言えない程度の違和感を感じていました。120キロを超えたあたりから、ペダルを踏み込むたびに膝の両側の痛みへと変わっていきました。この時点では引き足を使う分には痛みを感じなかったため、左足で踏み込み、右足で上に持ち上げるような漕ぎ方をしていました。

それが130キロの時点でペダルの回転にあわせて曲げ伸ばしをするだけで膝に痛みを感じるようになったため、鎮痛剤のナロンエースを服用しましたが一向に痛みが引くわけでもなく、結局自宅付近のヒルクライムを目前にギブアップとなりました。

 過去の膝の障害は左膝ばかり

 過去に鵞足炎(がそくえん)と思われる左膝の外側の痛みを経験したことがあります。その時は、サドルを低くしたり、つま先が若干外向きになるようにクリートの向きを調整したりと試行錯誤しました。結局効果があったのは5円玉を母指球部分のシューズとクリートの間に挟みカント角の調整をしたことです。もちろん今でも挟んだままです。今では、100キロ走っても150キロ走っても左膝の痛みを感じることはありません。もちろん、右膝の痛みは全く感じたことはありません。

 初めての右膝の痛みの原因は何か?

ところで、以前と変えたことといえば、数か月前にサドルの高さを5mm程度上げたことです。サドルとハンドルの落差が大きいほどカッコいいと思っていまして、ちょっとだけサドルを上げてみたのです。ま、5mm上げたところで見た目の変化はないかもしれませんが。体のどこにも痛みを感じることもなく走っていました。ただ、ここ最近は1回の走行距離は50キロ程度で、痛みを感じる前に走り終えていただけなのかもしれません。

しかし、考えられる原因はサドル高だけなので、まずはサドル高を調整してみたいと思います。

ネットで皆さんの経験などを見てみると、膝の痛みの原因として、

・膝の表側が痛くなる時はシートが低すぎる

・膝の裏側が痛くなる時はシートが高すぎる

ことが考えられるようなので、私の場合はシートを低くするように調整してみたいと思います。

 サドル高の決め方はいろいろあるみたいで、

・股下に係数を掛ける。

・股下から10cmから12cm引く。

・クランクが最下点に来た時にかかとがギリギリつく。

などなど。

股下76cmの私の場合を計算してみると、

・ネットで見かけた主な係数を掛けてみると
 76×0.89=67.6cm
 76×0.875=66.5cm

・股下 - 10cm~12cm引くと

 76-10=66cm

 76-12=64cm

 となります。

とりあえず、中間あたりの66cmで試してみます。今までサドル高が約67.5cmだったので15mmさげると66.0cmです。少し窮屈な感じもしますが、今まで高すぎたせいかもしれません。しばらくこの高さでローラー台で乗ってみて、どうしても窮屈さを感じるようなら5mmくらい上げてみようと思います。

 

サドルとハンドルの落差はこれくらい。まだ見た目を気にするんかい!

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2019.3.2 追記

2日ほどローラー台で乗ってみましたが、太ももの前側の疲労がひどいため、5mmほどサドルを上げてみました。サドル高66.5cmです。少し乗ったみましたところ、太もも後ろ側(ハムストリングス)が使えている感じです。数日間これで様子をみてみます。

 

原付二種ヤマハアクシストリートのオイル交換を自分でやってみた

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乗り始めて1000kmの時のオイル交換以来、オイル交換をしていません。取扱説明書に「オドメーターの10000kmの色と1000kmの色がそろったら交換時期です」と書いてあったからそのまま乗っていました。普段あまり乗らないのでなかなか距離も伸びません。でも、たまたま取扱説明書を見ていたら、乗ってなくても1年ごとに交換するように書いてあるのを見つけてしまいました。大変です。5年以上交換していません。

大至急バイクショップに行けばいいのですが、原付バイクだったら自分でオイル交換したほうが安上がりなんじゃないかというわけで、オイル交換に初挑戦です。

廃油の処理とオイル缶の処理

自分でオイル交換するにあたり、一番問題になるのが廃油(汚れたオイル)と新品オイルを入れた後のオイルの空き缶の処理です。ネットや市のホームページで調べたところ私の住んでいる地区は、廃油は廃油処理箱に入れて燃やせるゴミに、オイルの空き缶は空になっていれば資源ごみとして出せるようです。

オイル交換を自分でやるときに必要なもの

まずはエンジンオイルです。取扱説明書によると4サイクル用の10W-40という粘度のオイルを1リットル交換するとのこと。

次に、廃油を捨てるために必要な廃油処理箱です。廃油を不織布に染み込ませて燃やせるゴミとして捨てることができる逸品です。

次に、19mmのレンチです。できるだけ柄の長いヤツがいいと思います。

最後に、ゴム手袋とウエスがあったほうがいいです。

レンチ、手袋、ウエスは家にあったので、ホームセンターで買ってきたのはオイルと廃油処理箱の2つです。

オイルが税抜き798円、廃油処理箱が税抜き237円、合計税込み1,117円でした。バイクショップだといくらかかるのでしょうか?1,117円というのは自分でオイル交換すると本当に安上がりなのか微妙な金額です。

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さあ、オイル交換に初挑戦です

最初に数分エンジンをかけて、オイルを温めておきます。その間にドレンボルトの位置を確認しておきます。アクシストリートの場合はエンジンの真下にあります。(どのバイクでも同じでしょうけど)

エンジンの真下にあるこれを外します。19mmのレンチを使って、下からみて左に回します。

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と、その前にオイルゲージを少し開けておきます。開けるとオイルが抜けやすくなるみたいです。

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廃油処理箱をドレンボルトの真下にセットしドレンボルトを回していくのですが、かなり固く締まっています。柄の長いレンチだと簡単に回せるのかもしれませんが、うちにあるレンチの柄は短めなので足で蹴って緩めました。ドレンボルトが緩んでもすぐに汚れたオイルが出てくるわけではありませんので、焦らなくても大丈夫です。

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ドレンボルトをゴム手袋をした手で回していくとドレンボルトとバネで繋がった茶こしのようなものが外れて、勢いよく真っ黒に汚れたオイルが出てきます。

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オイルが完全に抜けるまでしばらく時間がかかるので、その間にドレンボルト、茶こし、それらを繋ぐバネとオイルゲージをウエスを使ってきれいにしておきます。

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バイクを傾けたりしながらオイルを完全に抜きます。バイクの下から抜き取った廃油処理箱はこんな感じです。真っ黒に汚れたオイルです。

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ドレンボルトにバネと茶こしをセットし、しっかり締め付けます。そして、新しいオイルを入れていきます。ノズルはオイル1リットル缶を買うと無料でついてきたものを使用しましたが、オイルゲージの口とほぼ同じ太さだったのでちょっと入れにくかったです。もう少し細いのがあればやりやすかったかもしれません。

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こぼさないように慎重にいれたら、オイルゲージを締めてもう一度抜き取り規定量までオイルが入っているか確認して、終了です。

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初めてでも簡単にオイル交換できました

写真を撮りながらやっても、30分もかかりませんでした。固く締まったドレンボルトを外すときに少し手こずった以外は難しい作業は全くありませんでした。

値段しだいですが、オイル交換だけのためにわざわざバイクショップまで行くことを考えれば、自分でオイル交換するという選択をするのもありかもしれませんね。

7MHz用フルサイズダイポールアンテナ設置計画 その3(挫折)

土曜日少し時間があったので、簡易的にエレメントを張ってみました。少し長めの片側10.6mのエレメントを、先日アマゾンで買ったダイヤモンドのバラン「BU50」に取り付けポールの先にロープで引き揚げました。

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が、しかし

うちの敷地が狭すぎてエレメントがたるみすぎです。アンテナを張ったなんてものじゃありません。全然張れてません。反比例のグラフみたいな感じです。

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とりあえずこの状態でSWRを計ってみたところ、最も低いところが6.5Mhzあたり、しかもSWRは2.0でした。

ちなみに、短縮率を95%をかけた後のエレメントの長さが10.6mで計算すると、

0.95 X = 10.6m

X ≒ 11.16m (1 / 4 λ)

300 / (11.16 × 4) = 6.72MHz

共振周波数が6.72MHzとなるので、だいたい計算どおりですね。

 

長めに切って、調整もしていないのでこんなものでしょう。それにしても最も低いSWRが2.0とはいかがなものか?調整していけばもっと落ちるのでしょうか?

あっ、そういえば調整できないんだった。

先ほども書いたのですが、うちの敷地が狭すぎて7MHzのフルサイズダイポールなんて張れないのでした。こうなったら、延長コイルを作ってエレメントを短縮するしかないですかね?

それとも今うちに上がっているアンテナHFV5で出られない10MHzとか18MHzとかに変更するべきですかね。

はんだ付けに便利な道具みつけました

ところで、今回エレメントに圧着端子を取り付ける際にはんだ付けをしたのですが、エレメントを固定するためにこんな道具を使いました。10年近く前に秋葉原で衝動買い(って言っても値段の高いものじゃありませんが)して、今まで一度も使ったことがなかった道具です。なんていう名前なんでしょうか?このあとネットで検索したら、僕らのアマゾンでも似たようなものを取り扱っていました。「ルーペと固定クリップ付きはんだごてスタンド」みたいな名前でした。しかも、今はLEDライトなんかもついた高機能なものもあるみたいです。

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こうやって挟むと両手が自由になるのではんだ付けもしやすいし、はんだごての熱を逃がすこともできて非常に便利です。

そして、なによりも便利なのがルーペこれを買った時はルーペが必要になるなんて思いもしませんでした(笑)。捨てないで良かったー。

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LANケーブルのコネクタの爪が折れたので作ってみた

先日机周りの配線をやり直すときに、思わずLANケーブルを強く引っ張ってしまいコネクタの爪がどこかに引っかかって折れてしまいました。デスクトップパソコンなので動かしてケーブルが抜けることもないだろうし、そのまま放っとこうかとも思ったのですがLANケーブルを作ってみることにしてみました。

 

かしめ工具を持っていませんので、まずは工具選定からです。とは言っても、 仕事で使うわけじゃないし、これから何度出番があるか分からない工具に数千円もかけるのは気が引けます。アマゾンで探してみると、いろいろ安い工具があるじゃないですか。

家庭で使うだけなら安いかしめ工具で十分ですよね

で、選んだのがこちらの工具。

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かしめ工具1,169円也。パッケージは漢字だらけで、まさに中国製。ていうか、中国国内向けの製品です。アマゾンのレビューでは持ち手の黒い部分がゴム製ではなくプラ製だったという方がいましたが私のはゴム製でした。ゴム臭もありません。

肝心の使い勝手ですが、他の製品と比べたことがないのでなんとも言えませんが、普通に使えます。ケーブルの切断や皮むきもできますし、ラチェット機構付きで片手でカシメることもできました。1回しか使ってないので耐久性は分かりませんが、すぐに壊れる感じではありません。家庭で使うなら十分だと思います。

 

そして、もう一つ必要なのがRJ45コネクタです。10個入りが499円なのに50個入りが599円。10個入りでも絶対余るけど、100円しか違わないなら50個入りがいいということで50個入りを買いました。うちのLANケーブルが単線なのかより線なのか分からなかったので兼用品を購入しました。この製品、

屈曲に対する耐久性が高い新素材を利用したので、通常の使用環境では絶対にツメが折れません。

らしいです。

LANケーブルの結線方法は2種類あるらしい

ストレートケーブルの結線方法(色の順)は2種類あるようです。元のコネクタを切断してどちらの結線方法か見てみようと思ったのですが、見えない。

まずは、国内の多くのメーカーが採用しているらしいB結線(T568B)で作ってみました。失敗してもコネクタは残り49個もある(笑)

結果、B結線でちゃんと繋がったのですが。

 

ちなみに、CAT5・CAT5E・CAT6・CAT7のストレートケーブルの結線方法は次のとおりです。参考にしていただければ幸いです。

T568B(B結線)
これが多い
橙白

緑白

青白

茶白
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T568A(A結線) 緑白

橙白

青白

茶白
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うまくできたし、コネクタは残り49個もあるし、次は各部屋にLANケーブルを引いてみるとするかな(笑)

同軸ケーブルとLANケーブルを壁の中に配線する

同軸ケーブルを部屋に引き込むために壁の穴あけ作業をしました。ついでにLANケーブルも引き直しました。

今回の作業は、電気工事士の免許は必要ありません

 

今回使用した部品は次のとおりです。パナソニックのフルカラーシリーズです。

  • フルカラー プレート WN6002W
  • フルカラー埋込取付枠 WN3700P
  • 大穴テレホンガイド WN3022SW
  • 石膏ボード用C型はさみ金具 WN39929

 

ここに穴を開けて、反対側の下の方に同軸ケーブルを壁内配線します。写真に写っているLANケーブルは回り道をして引いていましたが、今回一緒に壁内配線することにしました。

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 穴あけする部分をケガきます。今回は、はさみ金具を使うので開口寸法は95mm×51mmです。この部分はあとで修正できるので、少しくらい曲がっても問題ありません。

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 引き回し鋸を差し込むために、ドリルで穴を開けます。写真は少しずれていますが、ドリル刃のセンターがケガキ線にそろうように開けるほうがいいです。

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 先ほど開けたドリル穴に引き回し鋸を差し込み、ギコギコと壁を切っていきます。ぽっかりと開いた穴から覗くと予想通り空洞です(柱があって若干狭いですけど)。予定通りケーブルを反対側の下部に通せそうです。

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 先ほどと同じ手順で、今度は反対側に穴を開けます。

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 壁の両側に穴が開きました。ちゃんと反対側の穴と繋がっているかどうかを、メジャーを差し込んで確認します。メジャーは直進するので、こういう時に便利です。

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 メジャーの先が反対側の穴から出てきました。差し込んだメジャーを呼び線代わりに使ってもいいのですが、今回は真下に通すだけなのでメジャーは抜いて、ケーブルをそのまま通すことにしました。

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 同軸ケーブルとLANケーブルを、プレート、テレホンガイドを取り付けた取付枠、はさみ金具の順に通したあとで、先ほどの穴へ挿入します。

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無事に 反対の下側からケーブルが出てきました。ここまでくれば終わったも同然。

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水平器を使って 水平を計って取付枠を固定します。ここでちゃんと水平を計って取り付けないと不細工になってしまいます。穴あけで少しくらい傾いていても、ここできちんとすればきれいな仕上がりになります。

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 プレートをはめ込んで、こちら側は完成です。プレートとテレホンガイドの色が違うのがちょっと気になりますが、まあいいでしょう。

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 反対側は、はさみ金具、テレホンガイドを取り付けた取付枠、プレートの順にケーブルを通してから作業します。

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 反対側も同じように取付枠を取り付けるときに水平器で水平を計りながら固定し、プレートをはめ込むと完成です。

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激安アンテナアナライザー Sark100 MINI60S(その3)

アマゾンで10,299円で購入したアンテナアナライザーMINI60Sが本日届きました。注文したのが1月20日で配達予定日が2月2日、実際に届いたのが2月9日だから1週間遅れです。予定日が近づくにつれて、また、予定日をすぎてからも、「いつ届くのだろうか?」と毎日追跡サイトの「AfterShip」や「郵便局」を覗いていました。中国から送られてきたのだから1週間の遅延くらいは仕方ないですね。

で、早速ですが私のMINI60Sは、ちゃんとバッテリー、Bluetooth内蔵でした。ネットではバッテリーが入っていなかった人とか、Bluetoothが内蔵されていなかった人とかを見かけたので心配していたのですが良かったです。

仕様です。

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大きさはシャープペンシルと比べてこんな感じです。小さっ!

数年前に手放したAW06Aというアンテナアナライザーはかなり大きかった気がするので、MINI60Sの小ささはちょっとばかり衝撃的です。

附属品は外部電源用のプラグ2つです。たぶん同じものが2つです。

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ケースを開ければ分かることなのですが、充電完了の緑色のLEDが点灯したということはちゃんと充電できているということです。ネットでは何時間も赤色のまま、つまりバッテリーが内蔵されていなかったという方も見かけたので心配していました。

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AndroidアプリがMINI60Sと接続できない!!

 早速、スマホBluetoothで接続するための設定をします。

1 MINI60Sの左端のSETボタンを押し、「PC Link」メニューを表示します。

2 右端のDOWNボタンを押し、「Waiting Link」にします。

3 スマホBluetoothの設定画面で「MINI60S」を選んでペアリングします。ちなみにPINコードは「1234」

4 接続完了!

次に、事前にインストールしておいたMINI60用のアプリを起動し「Connect」をタップします。

が、しかし、

なぜか、「connected faild」の文字が表示されます。何度繰り返してもダメです。アプリをいったんアンインストールしてインストールし直してもダメです。ネットで調べると皆さんのBluetoothのペアリング画面の製品名は「MINI60 ANT」になっているので、私も「MINI60 ANT」に変更してみたけど、やっぱりダメです。

また、届いた商品をよく見てみると「MINI60S」と書いてあります。ネットで見かけるのはどれも「MINI60」で「S」がついていません。もしかしたら製品が新しいか古いかでアプリに対応してないのかもしれません。アマゾンの説明書きにもandroid2から4.4って書いてありました(私のスマホはandroid7です)。ネットで別のアプリを探してみたのですがandroid7用のアプリというのは見つかりません。android連携は無理なのかもと半ばあきらめかけていました。

なぜか突然接続できたので測定してみる

 ところが、アプリの再インストールやBluetoothのペアリングを解除してやり直しという作業を3・4度繰り返した時、なんと、「Connected: MINI60S succeed!」の文字が表示されました。なぜ急に接続できたのかはさっぱり分かりませんがこれでよしとしましょう。

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 ということで、当局のマルチバンドダイポールHFV5を測定してみました。7MHz帯はご覧の通り中心が7.018MHzでSWR1.5。SWR2.0の帯域は20kHz程度と狭帯域(笑)。

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 つづいて21MHz帯も測定してみました。21MHz帯は100kHzくらいは使える感じですね。中心がちょっと下すぎるのでSSB運用は無理っぽいです。少し調整が必要なようです。

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どちらのバンドも CWメインの運用ならこのままでもいいかもしれません。

こうやってグラフィカルにSWRの測定値が見えるとアンテナの調整がやりやすいと思います。もしかしたら数年前からグラフィカルに測定値が見られるアンテナアナライザーはあったのかもしれませんが、今は1万円程度手に入れることができます。

ちなみに、ダミーロードを繋いで測定してみました。当然ですがSWRは1.0です。

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キャリブレーション(校正)のやり方

 キャリブレーションするためには、50Ω、150Ω、274Ωの抵抗が必要です。私は手持ちの抵抗を組み合わせて3種類作りました(雑な作りですみません。でもちゃんと使えますよ)

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1 MINI60Sの左端のSETボタンを押し、「Calibrate」メニューを表示します。

2 右端のDOWNボタンを何度か押し指示通り抵抗をつなぎます。しかし、次の抵抗を繋ぐまでの時間が結構短いので、手際よくやらないといけません。

3 Doneと表示されれば完了です。しばらくするとCalibrateの表示に戻ります。

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無理せず禁煙!たった1か月でタバコはやめられる

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これ、ご存知ですか?禁煙したいと思っている方なら聞いたことくらいはあるかもしれませんね。「離煙パイプ」という禁煙サポートグッズです。私は1日1箱以上、20年近くタバコを吸っていました。しかし、やめたんですよ、この離煙パイプを使って。マイルドセブンが410円になったときのことを覚えていないので8年以上前にタバコをやめたことになるみたいです。(ちなみに、このブログの中では禁煙という表現も使っていますけど、禁煙って言うとなんかタバコを我慢しているみたいに聞こえるので、私は普段「タバコをやめた」って言ってます。)

で、この離煙パイプちょっと高いんですよね。当時の値段をはっきり覚えていませんが、たぶん今とほとんど変わらない値段だったと思います。13,000円弱。マジカルの公式サイト以外にもamazon楽天なんかでも売ってるみたいですね。

当時、マイルドセブンが1箱300円だったので43日分、約1か月半分のタバコ代です。禁煙できなかったら大損?ですね(笑)

私がタバコがやめた直後に、周囲の人にも勧めてみたのですが、皆一同に「高すぎる」って言って相手にしてもらえなかったのを思い出します。でも、13000円でタバコをやめたあとはタバコ代がいらないんだから、1か月半で元が取れるんですよね。そのあとはタバコ代分お小遣いアップしたも同然なんですよ。今だったら1箱480円くらいだから、14000円お小遣いアップです。

ヘビースモーカーってほどでもなかったけど、他の禁煙方法ではやめられなかった

私は約20年もの間、好きでタバコを吸っているくせに何度もいろいろな方法で禁煙しよう!とチャレンジしました。でも、

・意志と気合で禁煙 → 失敗

・ニコチンガムで禁煙 → 失敗

・「禁煙セラピー」を読んで禁煙 → 失敗

まあ、大勢の方と一緒で数日禁煙できればいい方、数時間しか禁煙できなかったこともあります。大体、冬の夜中に目が覚めた時に寒い中コートを着てベランダに出てタバコを吸うような私が禁煙なんてできるわけないじゃないですか。「タバコをやめるヤツは意志が弱いんだ」など、つまらない言い訳までして。

でも、8年ほど前に自転車(当時はクロスバイクに乗っていました)に乗るようになって、坂道が苦しいのはタバコのせいじゃないかと思っていたときに、新聞広告で阿藤快さんが勧めていた離煙パイプに出会ったのです。

結局、ニコチンを体から抜かないとダメなのでは?

「禁煙セラピー」という本に書いてあったような気がするのですが、タバコを吸う人がイライラしたときにタバコを吸うとスッキリするのは、キツイ靴を履いている人がその靴を脱いだ時に楽になるのと同じだということです。

だから、ニコチンガムとかで代用するやり方では、なかなかやめられない。スパッとやめてニコチンを体から抜くか、または、離煙パイプのように徐々にニコチンを体から抜く方法しかないのではないでしょうか。

となると、スパッとやめるだけの意志のない私は、自分でも気づかないペース(31日かけて)でニコチンを抜く、離煙パイプが合っていたのだと思います。

なにも心配する必要はありませんでした

タバコをやめると手持無沙汰になるとか、息抜きができなくなるとか、待ち合わせの時の時間つぶしに何しようとか、やめる前はいろいろ心配していましたが、そんな心配はぜんぜん必要ありませんでした。今思えば、タバコを吸う時間をわざわざ作っていたような気がします。タバコを吸うために片手を空けておいたり、作業の区切りをタバコ休憩にしたり、タバコを吸うために待ち合わせ時間よりちょっと早めに行ったり。だから、わざわざタバコを吸う時間を作らなくてもよくなるだけなんです。

 

私の場合は、徐々にニコチンを抜く離煙パイプでタバコをやめることができました。そして、浮いたお金でアマチュア無線機を買ったりロードバイクを買ったり、また、タバコを吸う時間(喫煙場所に行くのも大変ですよね)がなくなったので、その分仕事から早く帰ることができるので、趣味に充てる時間も作れたりと、いいことばかりです。

 

あ、ひとつだけ、タバコをやめて困ったことがあります。私もタバコを吸っていたので人のことを言えた立場ではありませんが、電車などでタバコを吸う人が隣に座ったときにタバコのにおいに耐えられません(笑)。

 

ちなみに、最初の離煙パイプの写真はチャレンジ最終日の31日目に使ったパイプです。赤丸のところに「31」と見えますでしょうか?万が一32日目以降にタバコを吸いたくなったら、このパイプを使ってタバコを吸おうと、のけておいたものです。結局使いませんでしたが。

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