リアディレイラーの変速不具合はチェーンの伸びが原因だった
最近リアディレイラーのトップ方向への変速がうまくいかないため、走っては止まってワイヤーの調整、また走っては止まってワイヤーの調整と、かなりストレスを感じながら走っていたのですが、某大手質問掲示板で質問したところチェーンが伸びているのではないか?との回答をいただいたので、早速チェーンチェッカーで点検してみたところ、なんと1%以上も伸びていました。
で、さっそくAmazonにてCN-HG901(デュラエース、クイックリンクタイプ)を注文しました。他のコンポはアルテグラだし伸びたチェーンもアルテグラなんですが、値段も1000円程度しか違わなからちょっと贅沢してみました。
チェーン交換に使う工具はこちら。クイックリンク(ミッシングリンク)用の工具と、チェーンカッター。下に写っているのはチェーンチェッカー。
古いチェーンを切るのですが、テンションがかかっていると切ったあと弾けてしまうのでチェーンをたるませておきます。専用の工具もあるみたいですが、私は針金で代用しました。
チェーンをたるませているので必要ないかもしれませんが、フロント側もBBのところに落としておきます。
適当なところをチェーンカッターで切ります。切ったら古いチェーンは取り外します。
新しいチェーンの長さは、古いチェーンの長さと同じにします。数え間違いがないように何度も数えました。古いチェーンは106コマでしたので、新しいチェーンも106コマにするのですが、新しいチェーンはクイックリンクタイプ(クイックリンクがアウタープレートの代わりになる)なので105コマにして両端がインナープレートになるようにします。
元通りチェーンを通してクイックリンクをはめます。チェーンの裏表やクイックリンクの向きも説明書をよく見てから装着します。
クイックリンクを仮止めしてから専用工具でカチっとしめるのですが、かなり力が必要なようで私には無理だったので、チェーンを回してクイックリングを上側に持ってきて、後輪ブレーキをかけたままペダルを踏み込む方法で本止めしました。
交換後はこのとおり。
チェーンが伸びていることに気づかずディレイラーの調整をしていたため、再度ディレイラーの調整をしました。
あの変速時のストレスはなんだったのだろうと思うくらいスムーズな変速に戻りました。
ちなみに、私程度のチャリダーにはアルテグラとデュラエースの違いは分かりませんでした。次はアルテグラか、もしくは105のチェーンにして、交換する回数を増やすと思います。