同軸ケーブルとLANケーブルを壁の中に配線する
同軸ケーブルを部屋に引き込むために壁の穴あけ作業をしました。ついでにLANケーブルも引き直しました。
今回の作業は、電気工事士の免許は必要ありません。
今回使用した部品は次のとおりです。パナソニックのフルカラーシリーズです。
- フルカラー プレート WN6002W
- フルカラー埋込取付枠 WN3700P
- 大穴テレホンガイド WN3022SW
- 石膏ボード用C型はさみ金具 WN39929
ここに穴を開けて、反対側の下の方に同軸ケーブルを壁内配線します。写真に写っているLANケーブルは回り道をして引いていましたが、今回一緒に壁内配線することにしました。
穴あけする部分をケガきます。今回は、はさみ金具を使うので開口寸法は95mm×51mmです。この部分はあとで修正できるので、少しくらい曲がっても問題ありません。
引き回し鋸を差し込むために、ドリルで穴を開けます。写真は少しずれていますが、ドリル刃のセンターがケガキ線にそろうように開けるほうがいいです。
先ほど開けたドリル穴に引き回し鋸を差し込み、ギコギコと壁を切っていきます。ぽっかりと開いた穴から覗くと予想通り空洞です(柱があって若干狭いですけど)。予定通りケーブルを反対側の下部に通せそうです。
先ほどと同じ手順で、今度は反対側に穴を開けます。
壁の両側に穴が開きました。ちゃんと反対側の穴と繋がっているかどうかを、メジャーを差し込んで確認します。メジャーは直進するので、こういう時に便利です。
メジャーの先が反対側の穴から出てきました。差し込んだメジャーを呼び線代わりに使ってもいいのですが、今回は真下に通すだけなのでメジャーは抜いて、ケーブルをそのまま通すことにしました。
同軸ケーブルとLANケーブルを、プレート、テレホンガイドを取り付けた取付枠、はさみ金具の順に通したあとで、先ほどの穴へ挿入します。
無事に 反対の下側からケーブルが出てきました。ここまでくれば終わったも同然。
水平器を使って 水平を計って取付枠を固定します。ここでちゃんと水平を計って取り付けないと不細工になってしまいます。穴あけで少しくらい傾いていても、ここできちんとすればきれいな仕上がりになります。
プレートをはめ込んで、こちら側は完成です。プレートとテレホンガイドの色が違うのがちょっと気になりますが、まあいいでしょう。
反対側は、はさみ金具、テレホンガイドを取り付けた取付枠、プレートの順にケーブルを通してから作業します。
反対側も同じように取付枠を取り付けるときに水平器で水平を計りながら固定し、プレートをはめ込むと完成です。