原付二種ヤマハアクシストリートのオイル交換を自分でやってみた

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乗り始めて1000kmの時のオイル交換以来、オイル交換をしていません。取扱説明書に「オドメーターの10000kmの色と1000kmの色がそろったら交換時期です」と書いてあったからそのまま乗っていました。普段あまり乗らないのでなかなか距離も伸びません。でも、たまたま取扱説明書を見ていたら、乗ってなくても1年ごとに交換するように書いてあるのを見つけてしまいました。大変です。5年以上交換していません。

大至急バイクショップに行けばいいのですが、原付バイクだったら自分でオイル交換したほうが安上がりなんじゃないかというわけで、オイル交換に初挑戦です。

廃油の処理とオイル缶の処理

自分でオイル交換するにあたり、一番問題になるのが廃油(汚れたオイル)と新品オイルを入れた後のオイルの空き缶の処理です。ネットや市のホームページで調べたところ私の住んでいる地区は、廃油は廃油処理箱に入れて燃やせるゴミに、オイルの空き缶は空になっていれば資源ごみとして出せるようです。

オイル交換を自分でやるときに必要なもの

まずはエンジンオイルです。取扱説明書によると4サイクル用の10W-40という粘度のオイルを1リットル交換するとのこと。

次に、廃油を捨てるために必要な廃油処理箱です。廃油を不織布に染み込ませて燃やせるゴミとして捨てることができる逸品です。

次に、19mmのレンチです。できるだけ柄の長いヤツがいいと思います。

最後に、ゴム手袋とウエスがあったほうがいいです。

レンチ、手袋、ウエスは家にあったので、ホームセンターで買ってきたのはオイルと廃油処理箱の2つです。

オイルが税抜き798円、廃油処理箱が税抜き237円、合計税込み1,117円でした。バイクショップだといくらかかるのでしょうか?1,117円というのは自分でオイル交換すると本当に安上がりなのか微妙な金額です。

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さあ、オイル交換に初挑戦です

最初に数分エンジンをかけて、オイルを温めておきます。その間にドレンボルトの位置を確認しておきます。アクシストリートの場合はエンジンの真下にあります。(どのバイクでも同じでしょうけど)

エンジンの真下にあるこれを外します。19mmのレンチを使って、下からみて左に回します。

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と、その前にオイルゲージを少し開けておきます。開けるとオイルが抜けやすくなるみたいです。

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廃油処理箱をドレンボルトの真下にセットしドレンボルトを回していくのですが、かなり固く締まっています。柄の長いレンチだと簡単に回せるのかもしれませんが、うちにあるレンチの柄は短めなので足で蹴って緩めました。ドレンボルトが緩んでもすぐに汚れたオイルが出てくるわけではありませんので、焦らなくても大丈夫です。

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ドレンボルトをゴム手袋をした手で回していくとドレンボルトとバネで繋がった茶こしのようなものが外れて、勢いよく真っ黒に汚れたオイルが出てきます。

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オイルが完全に抜けるまでしばらく時間がかかるので、その間にドレンボルト、茶こし、それらを繋ぐバネとオイルゲージをウエスを使ってきれいにしておきます。

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バイクを傾けたりしながらオイルを完全に抜きます。バイクの下から抜き取った廃油処理箱はこんな感じです。真っ黒に汚れたオイルです。

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ドレンボルトにバネと茶こしをセットし、しっかり締め付けます。そして、新しいオイルを入れていきます。ノズルはオイル1リットル缶を買うと無料でついてきたものを使用しましたが、オイルゲージの口とほぼ同じ太さだったのでちょっと入れにくかったです。もう少し細いのがあればやりやすかったかもしれません。

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こぼさないように慎重にいれたら、オイルゲージを締めてもう一度抜き取り規定量までオイルが入っているか確認して、終了です。

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初めてでも簡単にオイル交換できました

写真を撮りながらやっても、30分もかかりませんでした。固く締まったドレンボルトを外すときに少し手こずった以外は難しい作業は全くありませんでした。

値段しだいですが、オイル交換だけのためにわざわざバイクショップまで行くことを考えれば、自分でオイル交換するという選択をするのもありかもしれませんね。